せどりの確定申告は大変?!

どーも、たくです。
申告書類の提出、無事終わりました!
フリーランスの方々にとって
凄い嫌な期間に突入しましたね。

そう、確定申告です(笑)

前もって準備していたり、
こまめに毎月のデータ管理をしている場合は、
全体的な集計取って終わりなので簡単です。

ただ、ずーっと何もしていなかったり
税理士さんに丸投げしていたりすると…。
気付いたら大変なことになっていた
何てことありそうですね。

私自身、会社員として暫く組織の元で
務める立場だったので、自分で確定申告をする
なんてことは考えてもいませんでした。

せどりで副業・本業で所得を得ている場合には、
まず避けて通れないでしょう。
簡単ではありますが、
どんな感じか説明していきます。

確定申告とはどういうもの?


まず確定申告をする事によって、社会的に
仕事をしている一個人もしくは一企業になります。
公の舞台にあがって正当に商売していますよ。
っていう証明みたいなものですね。

事業を行なう主として税金を支払う立場になり、
支払額はその売上・収入によって決まります。
実際に支払うモノは・・・。
所得税消費税住民税保険料etc...

組織に所属していると代行して払っている為、
知る由もありませんが、総支給と手取りが違う
っていうのがそれです。
税金を代わりに納めているんですね。
個人で収入を出している場合は、
個人でしっかり行わないと脱税になります。

申告書類には大きく分けて、
白色申告書・青色申告書というのがあります。
一般の方でも比較的簡単に書けるのが
【白色・青色簡易方式】の二種類です。
始めたての方や事業規模が小さい場合は、
このどちらかを選択し、申告するのが良いでしょう。

【通常形式の青色申告書】は、
記入項目が細かくより複雑になり

「会計ソフトの導入」 「顧問税理士を付ける」

必要性が出てきます。
この申告の違いによって、
控除※0される税率が変わるんですね。
細かい記入が必要な青色申告書は敷居が高い分、
控除額も大きいです。※0 差し引きされる金額のこと


確定申告には副業・本職でそれぞれラインがあり、
年間所得額がある一定を超えた時点
申告する義務が生まれます。

副業 20万円以上/年
本職 38万円以上/年

ぶっちゃけせどりをある程度していれば、
すぐに超えちゃう金額ですね。月間換算だと

副業だと約1万7千/月
本職で約3万2千/月   

これくらい稼いでいると申告義務が発生。
本職で3万ちょいの収入では、
もはや生計も立てられない額なので、
実際に本職でせどりをやっている方の収入は
規定値以上になるのはまず間違いないでしょう。

個人で小さく商売しているだけなのに
申告なんて面倒くさい!
時間も労力もかかるし。
なんて悪魔の囁きが…。


『せどりの確定申告はバレなさそうだし、やらない。』
ダメ、絶対。


何も知らないトコロから始めると
確かに面倒くさいですが、
知らないから申告しないのはやめましょう。後々
取り返しの付かないことに繋がりかねません。
実際、確定申告に必要なモノはいたってシンプルです。

『ネットショップで出た売上』-『経費』=『所得』

『売上』・・・実際に出た総売上高ですね。
『経費』・・・業務で使用したものの事で幅が広い。

ここでのポイントは、どういうものが経費として
使用できるのか押さえておくコトです。

『売上』から『経費』を引いた額が『所得』になり、
上記のように、
年間で二十万~三十八万を超えている場合は、
確定申告しましょう。ということですね。
※家で使っていたものを売るなど断捨離のみで売上を挙げている場合は、上記のラインを超えていても確定申告の義務はありません(例外有)※

せどりでよく使う経費には、
具体的にこんなものが該当します。

売れた商品の仕入値・交通費・宿泊費・ガソリン代・送料・コンサル料・ツール代金・物販で使われる消耗品(ダンボール、梱包費など)・通信費、本職の場合は、事業の拠点としている場所・光熱費など

按分※1が必要になるものもありますが、
軽く挙げてもこれだけ経費として出す事が可能です。
よく間違いやすいのが、

×『仕入資金=経費』 『売れた商品の仕入金=経費』

これ覚えておきましょう。
販売するつもりで仕入れた商品であっても、
売れていなければ経費に組み込む事ができません。
各販売店が決算セール等で安売りするのは、
この為なんですねー。まさに税金対策!
※1 実際に業務で使用した使用比率を出して、その業務使用分を経費として換算する事。 

また、これらは全て書類としての保管が必須です!
レシート・領収書だったり。
とにかく書面で印刷なりして証拠として残します。
無い場合は、原則認められません。

今までのレシートや領収書など
捨ててしまっている人は、
経費として認められる幅が狭くなります。
気を付けましょう

日付ごとに封筒に領収書など、
仕入・経費で分けて管理し、空いた時間に
エクセルなどでまとめておくだけで良いので
癖つければ難題もサっと解決しますよ!

検索エンジンSEOなどで調べてみると・・・
かなりの方が『せどり無申告・ばれない』などの
ワードを検索しています。実際にせどりや
税金の仕組みを勉強すると圧倒的に
ヤラナイ選択肢は生まれないのですが…。

確定申告を『する・しない』かは
当然個人の自由かと思います。
勿論、義務はありますが。。。ただ、
自己責任ということは念頭に置くべきかな。と

〇 確定申告を行なうべき理由


社会的地位が高くなり、
色んな業務拡大ができるようになること。
個人事業主や法人の場合は、個人以外に
業務用としてクレジットカードを契約できます。

更に業務拡大する場合は銀行融資も受けれます。
法人対法人取引も可能に。
また、税務調査が入ったときに、
書類がしっかり揃っているためスムーズ。

税務調査は最大七年まで遡って調査が可能
不正やミスがあった場合に課税されます。
これは本職・副業問わず、
申告義務が発生している方に対して行われます。

最初の数年は無申告で所得を得て、
あとから確定申告をしたとしても、
一番はじめからずっとしなかったとしても、
税務調査が入った場合は過去の売上を洗われる為
税金+ペナルティ分の課税がのしかかります。

このペナルティ額ってのが人生ヲワタ金利なので
真っ当に商売したほうがいいと思います(-"-)
実際に軌道に乗って、いざ業務拡大!
といきたくても過去の売上が足枷になりますし…。

今の物流業界は当時とは大きく異なり、
実地店舗に対して、インターネット通販業界が
とても勢力を増してきています。

その分、税務局からも目が付けられやすく
なっている。という噂もありますね。

しっかりと準備して、
大きく大成していきましょう!

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