アマゾンの入金サイクルについて


どーも、たくです。
今回は、私たちの生命線で超重要
アマゾンの入金サイクルについてやっていきます。

売上の入金は、私たちにとって給料日。
それと同時に基軸になる部分です。
お金がないとせどりも出来ません。

実際にアマゾンで商売を始めると、
商品が売れたはいいけども、
いつ入金が入るのか、わからなくなったりします。
入金までのサイクルが複雑なんですね。
※サイクル=周期、期間のこと

その流れを追えるようになる事で、
ちゃんと管理していけるようになるため、
ぜひとも覚えておきたいところ

最初はまじめに意味が分かりませんが、
そういった部分を出来る限り、
わかりやすく解説しようと思います。





全体の流れ


商品が売れる ⇒ 締め日を迎える ⇒ 入金が入る


こんな流れでことは進んでいきますが、
中身は思ったより複雑。

従来のネット通販サイトでは、
売上を出した日から約七日~十日前後で、
入金されるところが多いです。

一方、アマゾンの入金サイクル二週間ごと
売上を出した日から逆算すると、
一か月程度待つ場合もあったり……。

なんでそんなに長いんだ!その背景には、
アマゾン独自の管理システムが絡んできます。
そういった内容について、

① 売上の締め日
② 引き当て金
③ 入金の締め日
④ 入金の確定日


この四種類に分けて、
入金の流れを解説していきます(*‘∀‘)‼
キーポイントは引き当て金』


売上の締め日
アマゾンの大口アカウントを契約してからは、
販売の有無に関わらず、
二週間ごとに『売上の締め日』というのが来ます。
意味は文字通り。
商品が売れた際に、売上が出ます。
業務上、それを二週間毎に区切っているだけ。
(例) 1/1~1/14:一日から始めたら締め日は十四日

引き当て金
この期間内の売上のうち、
約半分は『引き当て金』に充てられます。
これはアマゾンが、返品・返金対応に備えて、
一時的に押さえる保証金のようなものです。
ここの入金手続きは行われません。
(例) 1/1~1/14:この期間の内、1/8~1/14
(売上後半の一週分)が引き当て金に充てられる

入金の締め日
この引き当て金の都合によって、
入金のサイクル、つまり『入金の締め日』は、
売上の締め日とは別に設定されます。
原則、売上の締め日から一週間後が、
『入金の締め日』です。
(例) 1/1~1/14:この期間、売上の締めが1/14の場合、
入金のサイクルは1/8~1/21、締め日は1/21になる。
※わかりやすく解説するため、入金締め日を設けています※

入金の確定日
入金の締め日から入金が確定するまで、
一週間の期間を要します。
入金が確定してからは、
今までの経験上、営業日から3~4日程度
指定の口座に振り込まれます。
※土日は営業していません。

※入金に関する補足
通常時の周期では、
以下が入金される売上分になります。

前々回売上の後半一週(引当金分) + 前回売上の前半一週 = 入金額

毎回、売上の後半一週分は『引き当て金』に回る。
ということですね。この時、
売上の前半一週分は、すぐに入金されます。

売上の後半一週分は、保証のため
アマゾンが一時的に資金を保管します。
この売上の支払いは、二回目の入金日に入ります。

一方、初めて間もない方は、
引き当て金がありません+実績も薄いため、
引き当て金に工面するお金などが考慮され、
管理体制の都合上、入金日が遅くなります。
二回目以降は、従来通り。

いやー、言葉で言われてもよく解らないですね。
次は『はじめての入金サイクル』ですが、
わかりやすいように図にしてみました。

以上を踏まえながら、図を見て
もう一度、整理してみましょう。


はじめての入金

※一回目の入金サイクル図表A※

2018年1月を例に画像を作ってみました。

大口アカウント開設日販売開始日が、
1月1日の状態で表しています。
はじめたての場合、こんな感じになります。

図表でのを見てみましょう。
『売上締め日』までの期間は、1/1~1/14です。

この売上①は、はじめたてという事もあり、
引き当て金の期間が長く設定されています。

売上①入金されるまでの流れとしては、
図表の引き当て金①入金締め日①のように
売上の締め日から一週間経ってからとなり、
入金は、更に翌週以降の1/28~に確定します。

図表Xのように、
それぞれの締め日から入金までには
これだけ工程があるんですね。
なんともややこしくしてくれたものだ。


通常の入金周期は、
二週に一回のペースで入金が入ります。
『売上締め日』から17~18日後が入金日です
はじめたての場合だと、
サイクルの機能も同時にはじめたてになります。

よって、一回目の入金日は、
実際に入金が入るまで、
最長一か月以上かかります…

また、ここでの入金額は、
入金締め周期を見てみるとわかりますが、

売上① + 売上②前半1週分 = 入金①

このような形になります。
下図Bで実際に再現してみましょう。

※一回目の入金サイクル図表B※
売上②の前半部分は、
入金①で無事に入金されますが、
売上②の後半部分は、
引き当て金として割り当てられ、
一時的に保管されます。

逆に考えると、
アマゾン側は、売上②の後半で、
売上から引き当て金を工面できるようになった為
以前の売上分が引き当て金から解放され、
入金できるようになったと言うことですね。

それでは、二回目以降の入金周期を
見ていきましょう。

二回目以降の入金周期
なんとなく仕組みは分かってきたでしょうか?
ありがとうございます。

一回目と二回目以降の入金周期では、
システム自体は特に変わりません。

そういった中で、一回目だけは
引き当て金の期間が長く設定されており、
入金が遅くなる。と言った形です。

二回目以降は、
『売上締め周期』『入金締め周期』『入金周期』
各々全てが二週間ずつのサイクルで回ります。

全体の流れを図Cにしてみました。
こんな感じです。

※アマゾンの入金サイクル図表C※

前述したように、
アマゾンの販売では、商品保証の観点から
引き当て金があります。

この引き当て金はどうやって
割り振られているのかと言うと、
売上締め日までの期間を、前半・後半
一週ごとに分けられ、それぞれ管理されます。

売上②前半で売り上げた金額はすぐ入金されるが、
売上②後半で売り上げた金額は引き当て金になる。

売上③前半で売り上げた金額はすぐ入金されるが、
売上③後半で売り上げた金額は引き当て金になる。

この流れを繰り返します。
それにより顧客から返品・返金があった際に、
速やかに対応が出来るんですね。

ここで、入金される売上部分は
どこに該当するのか改めて見てみましょう。

一回目の入金:①の売上と②の前半売上
二回目の入金:②の後半売上と③の前半売上
三回目の入金:③の後半売上と④の前半売上


わかってきたでしょうか?
図Cで、入金の流れを見る場合は、
入金締め日までの期間として、
【 アマゾンの引き当て金(数字)】を
目で追うとわかりやすいかも。

この期間内で売上した金額は、
其々、同数字部分が入金日に該当します。

混乱してしまった場合は、
入金締め周期から右へ見ていきましょう。
売上締め周期 ⇒ 入金締め周期 ⇒ 入金まで
全て一週間ずつずれて訪れます。



ある程度、しごとが落ち着いてきたら
入金サイクルが二週に一度はありがたいです。
遅すぎず、早すぎず。
計画的な行動を心掛けれます。

とは言え通常時でも、
実際に売上を出した日から入金されるまで
最長で約三週間タイムラグが発生するなど
多少、気にかける必要がありますが…。


補足
何も指定しない状態では、
今回のように入金サイクルが進みますが、
入金日の指定を手動で行うことも可能。
一日一回なら良いみたいです。

もしそれを行なった場合、
上記で説明したサイクルが、
丸々ズレるような感覚でイメージしてください。

とは言え、毎回入金日を指定していると
かえって管理が大変になるため
わたしはオススメしません。

二週間置きの入金で耐え忍び、
計画的な運用を心がけましょう。



まとめ

・売上、入金に締め日がある
・引き当て金で顧客の返品、返金に対応する
・引き当て金が工面できると、入金が始まる
約一週間分の売上代金
・其々決まった周期で締め日を迎える。
どれも二週間ごとのサイクルで行われる
・其々決まった周期で手続きが行われる。
売上締め、入金締め、入金確定日は一週間ずつずれるサイクル
・最初の入金は時間がかかり、売上を出してから最長で行われる一か月以上
・通常時の入金は、売上を出してから最長で約三週間かかる


これまでの内容を、完結にまとめました。

なんとなくわかったでしょうか?
やはりの方が良いですかね(笑)

アマゾンの入金サイクルはこういった形で
実行されていきます。

実際にせどりを行なって活動していくと、
こういった周期をある程度、意識しながら
やっていかないと、資金運用に絡む部分なので、
人により死活問題になります。

クレジットカードの決済でせどりを行なう。
元手となる資金はカードのみの場合など、
特に注意しながら活動していきましょう。

※余談
アマゾン入金のキーポイントである
引き当て金の割り振り。
実はこのシステム、2016年以前からずっと
販売されている古参ユーザさんは無いらしく。
今現在どうかは知りませんが

いわゆる新参向けのシステムとのことで、
これから始める人や私なんかは
引き当て金と付き合わないといけないです。

なんとも難儀な話ですよね(-_-)

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