モノレートとは? -基本編①-


私たちの生命線シリーズ第二弾
モノレートについて解説します。

せどりをしている人は、
誰もが知る"モノレート"

はじめて🔰の方はじっくりと。
知っている方は、おさらいのつもりで
読んでいってください!

モノレートでよく使う検索方法や、
基本的な内容をお話します。
わかってそうでわかってないこと
沢山あるかもしれません(*゚ー゚)


◇関連記事
・モノレートとは? -基本編②-
モノレートの仕様が変わりました




モノレートとは?


せどりを始める前に、
この業界に入ったことがない方が
真っ先に浮かびそうな疑問…。

  ●  商品は売れるの?
  ●  本当に儲かるの?  
  ●  他に出品している人は? 
  ●  売れ残らないか心配…


こう感じている人は多いことでしょう。
みなさんはどうですか?
売る商品に対して、
失敗もせずにお金を儲けたい。
人間誰しもが思うこと

欲を言うなら、可能な限り、
科学的根拠に基づいて活動もしたいもの。
それを叶えるユメのアイテムが
"モノレート"です。


モノレートとは、
アマゾンで販売されている商品の
売上に関するデータが閲覧できる
無料サイトのことで、主に三種類のデータ。
商品価格・出品者数・売れ行きなど
物販では欠かせない情報を見ることができます。

私たちが"アマゾンせどり"をするときは、
過去のアマゾン販売実績によって
積み重ねられた統計データを元に
せどりを行ないます。

データを見る、分析する。など
モノレートを判断材料にして
商品の仕入れ・販売を行なうんですね。
これを正しく実行することで、
限りなくリスクを減らして稼いでいける
ということです。

裏を返せば、アマゾン上で
商品ページ(カタログページ)が無ければ、
調べることができません。
ご注意ください

百聞は一見に如かず
まずは、モノレートのページを開いて
身近なものを調べてみましょう。


モノレートの使い方



モノレートの使い方は、
手順的には難しいものではないです。

 ① 商品検索  ② 販売実績を分析 

今回は、基本的な操作方法を
実際に商品例を出しながら解説していきます。

基本中の基本でありながら、
①、②の両方とも、しっかりと
出来ている人はそう多くありません。
その中の一人に皆さんはならないように、
確実にマスターしていきましょう。

①の検索方法やキーワードについては、
こちらで解説しています。
⇒【モノレートの検索方法

それでは、②の販売実績の分析、
モノレートの見方についてやっていきます。



モノレートの見方


では実際に見てみましょう。
参考にする商品はこちら

ここでは商品Aとして解説していきます。
画像を保存しながら見ると解りやすいかも

商品名  : KARCHER 散水シリーズ コンパクトホースリール イエロー 26452100
JAN  : 4054188142096
ASIN : B007L3R50M


モノレートでは、分析の指標となる
代表的なものが3つあります。

1. 最安値 2. 出品者数 3. ランキング

これら三種類は、
3ヵ月、6ヵ月、12ヵ月、全ての期間
それぞれ見ることができます。
今回は基本的なところを解説。正確には指標や期間は複数見れます。




簡単に言えば、これらを見ることで
『いつ?』『いくらで?』『どのくらい?』
売れているの、が分かります。

それでは上から順に解説していきます。

◆モノレートの見方
1.最安値
2.出品者数
3.ランキング
4.まとめ




 1.最安値

モノレートでは、
グラフの一番上価格帯(最安値)
表しています。

また、グラフの線の色によって
それぞれの価格を見れるようになっており、
ここでいう"最安値価格"の線グラフは
緑色で表されています。

各種設定を行なうと、
色々な条件の価格を調べることが可能

● 最安値…………………緑色
● カート価格……………青色
● アマゾン販売…………深緑
● プライム出品…………ピンク
● 中古……………………オレンジ



最安値
>>新品を出品している全ての出品者の中で、
最も安い価格
カート価格
>>新品を出品している全ての出品者の中で、
カートボックスを取得している価格
アマゾン販売
>>新品でアマゾンが出品している価格
プライム出品
>>新品を出品しているFBA出品者の中で、
最も安い価格
中古
>>中古を出品している出品者の価格
各コンディション毎に確認が可能


グラフ内では、
上にいくにつれて価格が上がり、
下にいくにつれて価格が下がります。

実際の金額を見る場合は、
線上にマウスカーソルや指を沿えると、
その時期にアマゾン上で出品されていた
最安値の金額が表示されます。



この図からは、商品A6月4日時点で、
\9,980で出品されていたことがわかりますね。

また、送料が別で設定された状態で、
最安値が表示される場合があります。
そういった際には、画像右上の
『送料』タブを押しましょう。
より正確な価格を見ることが出来ますよ。

今回のように、
途中でグラフの線が途切れたり、
消えてなくなっていることも多々あります。

①モノレートの不具合  ②高額の出品者が最安値  ③出品者がいない

上記が考えられる原因”です。
その際の適正な相場は、
過去のデータを参照しましょう。



 2.出品者数

モノレートグラフの二番目(真ん中)は、
出品者数を表しています。

こちらは価格設定のような
細かな設定は出来ません。
新品と中古の出品者数はそれぞれどれくらいか?
それを見るためにあります。




この図では、
新品での出品者数をグラフで見ています。
中古が見たい場合は、中古タブを選択!

グラフの見方は、
上にいくにつれて出品者数が増え、
下にいくにつれて出品者数は減ります。

出品者数の正確な数字を見る場合も、
線上にマウスカーソルや指を沿える
グラフの左端の数字を見ることで確認が可能。

以上を踏まえて、
図の商品Aのグラフをみてみましょう。

・3月12日に3人の出品者がいる
・3月26日に4人の出品者がいる
・5月に入り、出品者が一時いなかった
・6月に入り、出品者が徐々に増えた


このようなことがわかります。
また、モノレートの基本として
『出品者が増えれば増えるほど、価格が下落する』
という性質があることを覚えておきましょう。

ここで大切なのは、
同じコンディションで、自分と同じ
価格帯で出している出品者がどれくらいいるか?

同価格の出品者が増えれば増えるほど、
売れるタイミングも遅くなり、
価格も落ちやすいです。

逆を言えば、
自分と同じ価格帯で出品している人が
いないのであれば、出品者が多くても、
出品しても問題ないでしょう。
売れるタイミングや価格は正常に機能しそうです。

しかし、このモノレートのグラフでは、
簡易的にしか、出品者数を見ることが出来ません。
"何人がどのくらいで出品しているか”
を見るため、アマゾンの商品ページで
出品者数を直接確認しましょう。



 3.ランキング

モノレートグラフの三番目は、
商品の売れ行きを表しています。

グラフではランキングと書かれていますね。
グラフの見方は、
上にいくにつれてランキングが下がり、
下にいくにつれてランキングが上がります。

ランキングの意味はそのまま
アマゾンでは、ジャンル毎に
商品の売れ行きをランキング化しています。
売れれば売れるほど、順位は上がり、
売れなければどんどん、下がっていきます。

モノレートでは、その売れ行き=ランキングを
グラフ化したものになります。

実際に見てみましょう。



図のように、
商品が売れていない時は、
なだらかに上へグラフが上がっていき、
商品が売れている時は、
カクンッと急激に下へグラフが下がります。

でチェックが入っている箇所が、
それぞれ売れている部分になります。

このグラフからは、
3月12日~現在(6月10日)までの期間で、
16回以上売れていることがわかります。



補足として、
売れた判定がされている箇所では、
商品の注文が入ったことを表しますが、
一度のお買い上げで、判定されています。
一人の購入者が、一回の注文で
10個の商品を買ったとしても判定は1判定。

また、注文確定時に判定されるため、
そのあとキャンセルが入ったとしても、
売れた判定となり、グラフは下がります。



 4.まとめ


それでは、先ほどの内容を踏まえて
全体のモノレートグラフを見てみましょう。




間近三か月のグラフからわかることは、
こんな感じです。

● 価格は九千から一万円前後で出ている
● ここ一カ月では、約一万円で出ている
● 三カ月累計で16件の注文件数
● ここ一か月では、5件の注文
● 一週間に1個ペースで売れている
● 出品者は多い時期で5人、いない時もある
● 一時的に出品者が消えたが、最近増加傾向


さらにもう少し考えてみましょう。
4月以降の販売サイクルが少し早くなっているが、
5月半ば以降の売れ行きは落ちているのはなぜか?

◆ 季節の影響で需要が増えたのか?
◆ 価格が9,500円を切っているからか?
◆ 出品者がいなかったせいもあるだろう。


グラフからは、こういったことが読み取れます。

 一時的に出品者がいなくなっていたから、
 間近の売れ行きから判断するのは少し危険か。
 9,480円あたりで出品して利益が取れるなら
 様子見も兼ねて、1~2個買ってみよう
 沢山売れそうなら、後でまた買いに来よう。


解釈は人によって変わりますが、
イメージとしてはこんな感覚です。

最初は分析に時間がかかると思いますが、
モノレートの見方さえ分かれば、
あとはひたすら慣れ(笑)

色んなグラフとにらめっこして、せどりすると
自然と知識が身に付くと思います。

正しく分析すれば、せどりは決して怖くない。
まずは、回転率(売れ行き)が良いものから
せどりを始めてみましょう。


実際の流れとしては、
モノレートから情報を得てから、
自分の環境・状況に合わせて、
商品の仕入れを行ないます

いわゆる"自分の仕入れの指標"ですね。
指標に関する解説は下記からどうぞ
『仕入れの基準を確立しよう』
(現在は未公開)

ひと月・半年に少し売れていたり、
出品者が沢山いるような商品は、
人によって、仕入れするか判断が
大きく変わってきますよね。

せどりする人が10人いて
10人とも買うような商品は例外ですが…。

本来の仕入基準は『あなた≠わたし』です。
私が美味しいと感じても、
他の人は買わないかもしれませんし、
逆もあり得ます。

せどりで一番大切なのは、
今の自分の環境で、
適切な分析・仕入れを行っているか
肝に銘じておきましょう。



終わりに

今回は基本編ということで書きました。
ベースとなる見方や考え方の
足掛かりになれば幸いです。

最初は時間がかかっても仕方ない。
モノレートの基本さえ押さえれば、
"習うより慣れろ"です。

実際には、もっとたくさんの
モノレートの見方がありますが、
基本となる部分はあまり変わりません。

① 価格相場 ② 出品者数 ③ 売れ行き

"この三つを基軸に期間を見る"ことから始まり、
更に視点を増やしてグラフを見ていくと
どんどん稼ぎ方が身に付くと同時に、
仕入れの精度も上がっていきます。

また、せどりをしていると、
面白い状況によく出くわしますが、
始めたての一点爆買は避けるのが無難
※一種類の商品を大量に買うこと

あくまで、自分の環境・状況に合わせて、
商品の仕入れを行いましょう。

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