
アマゾンカタログページの仕様が変わりました。
現在も割と困る現象が続いており、
これによる二次災害に、今も悩まされています。
そう、モノレートの見方が大きく変わります。
アマゾンの仕様変更について
![]() |
アマゾンで買い物をするときは、
顧客が商品カタログページをひらき、
そのページ内で商品情報を見て購入します。
カタログ内もそれに合わせて、
工夫・整理をして見やすく調整を行ない、
より魅力的になるよう、画像・説明も凝ったり。
顧客がより使いやすくなるよう、
利便性の一つとして、同一系統の商品は
カタログ内で移動が可能なのもあります。
ページ内移動ができるため、非常に便利です。
しかし、今回はそれに関連した問題…。
議題に挙がっているのは、
このランキング順位についてです。
従来のランキングは、一商品に対して
一つずつ順位が振り分けられていました。
例えば、上記の場合だと
ミシンは【黒・白・ピンク】で3種類。
クロックスは【22㎝~29cm+α】で10種類。
ミシンの場合は、3種の売れ行き。
クロックスは、10種の売れ行きが見れました。
今までのアマゾン仕様は、その種類一つ一つに
それぞれランキングが設けられることにより、
モノレート上で正確な売れ行きが見れました。
現在のアマゾン仕様では、
順位を一つ一つに割り当てするのを廃止し、
各派生も含めた商品を一つとして順位分け
されるように仕様が変更されたみたいです。
もしそうなら、一商品あたりの
正確な売れ行きを把握することが困難に。
かなりやばいことです。
仕様変更後のモノレート
論より証拠( `ー´)
まずは、実際にどうなっているのか?
グラフをみて確認していきましょう。
先ほど例に出したミシンで見ていきます。
こちらは先ほどのように、
商品ページから三種類が選択可能なカタログです。
モノレートをまとめました。
やはりランキングの波形が似ています。
見にくいので、よりまとめてみましょう。
どうでしょうか?
波形が非常に酷似している気がします。
3つの商品が日付けごと綺麗に変動している。
このことから、一種類の商品ごとではなく、
一カタログページごとに順位が割り振られている
可能性が非常に高いようにみえます。
同じタイミングで売れるのはあり得ない…。
この三種類のミシンは、いったい
どの商品がいつ売れたんでしょうね?(汗)
ちなみに、モノレートで見れるデータのうち、
商品価格と出品者数は正常に機能しており、
商品ごとに正確な数字がちゃんと見れます。
うーん、もう少し詳しく調べてみようか。
仕様変更モノその2
![]() |
次は、身内が販売しているモノの中から、
モノレート検証していきます。
これで、正確な売れ行きが判明しますね。
計5種類のランキングを並べてみました。
見事にほぼ一致しています。これで一目瞭然。
肝心の販売実績のほうをみていきます。
【白×ピンク】【黒×緑】の商品は、
9月末以降、売れていないそうです。
他のセラーさんの在庫の変動も無さそう。
モノレートでは、10月に入ってから
よく売れてるような波形になっていますが、
この二種類は売れてない!!
一方、他のカラーの販売実績を辿ると、
モノレートの波形と個数は一致していました。
やはり、モノレートのランキングは、
一カタログごとの売れ行きとして
カウントされるようになった…。ほぼ確です。
商品検索のときは苦労しそうですね。
今後どう活動していくべきか?
![]() |
この業界は、適者生存の世界です。
仕様が変わったなら、それに沿って動くまで!
少しだけ考えてみましょう。
一カタログで売れ行きデータが統括される。
そのカタログページ内に複数種類がある…。
【色違い・サイズ違い・個数違い】
こういう違いで置かれます。
今までの仕入れの手順としては、
ツールを使用し、モノレートを参照。
【価格・出品者数・売れ行き・モノユーザ数】
これらを見て、仕入れ判断をしていましたが、
はたして本当に正しい売れ行きなのか?
確認事項として新たな工程が必要そうです。
とりあえず最も合理的な方法は、
仕入をする前に商品ページに移動をし、
違う販売商品がないか確認する。
あれば売れ行きの波形は正確ではない。
→売れているものを予測して仕入れる。
現状では、方法はこれしかなさそうですね。
そうなると、どういうものが売れやすいか?
ニーズに対する知識が必要になりそうです。
おわりに
![]() |
正確な日付は忘れちゃいましたが、
3カ月くらい前にランキングが
コゾって上がった時期がありました。
今思うと、ばらばらになっていた商品ページの
統率をしてたんですね。なんて迷惑な…。
お客様サイドで考えてみると、
非常に使いやすくなると思うので、
全体売上が上がるかもしれませんが…。
私たちサイドでは、
仕入れの指標の一つが失われたと
言ってもいいレベルです。
こんなときは逆転の発想でのりきる!
![]() |
もう少し時期を置いて様子をみれば、
【色違い・サイズ違い・個数違い】など
こういった1ページに複数の種類がある商品は、
売れ行きが読めない → 敬遠しがちになるのでは?
と思ったりします。
そう考えると、同業セラーは敬遠しがちでも
売れてくれる商品をしっかり発掘すれば、
独占できる商品が増えるのではないでしょうか?
新規開拓のつもりで、各ジャンルのニーズを
学んでみるのもいいかもしれませんね。
0 件のコメント :
コメントを投稿