せどりを始めて陥りやすい罠 其の二

どーも、たくです。
前回に続いて、
ここだけは押さえて活動していきたい。
というものをご紹介します。

其の二では、
せどりの流れに関しての注意点を挙げていきます。
私はこれらで何度か失敗して、
せっかく出た粗利を逃してしまいました…。

データ上で、
粗利額出てるのに手元のお金がないのはなんでー。

せどりで商品を購入する際には、
モノレートやそれぞれの相場を見て
購入するか否か判断します。
買える物が見つかったら
クレジットカードで決済を行い、
仕入商品を購入し、販売するのが通です。

とは言え、やり方を誤ったり、
運用に綻びが生まれていたりすると
自転車操業に繋がります。

今回は、一連の流れ
知っておきたいコトを書いていきますね。
其の二 せどりの仕入れ編
クレジットカードでの資金運用
優先度:★★★☆☆
仕入販売の判断基準
優先度:★★★★☆
自分のコンディション
優先度:★★
まとめ

内容としては、せどりをクレカで運用する場合、
やり方を一つ誤ると致命的な結果を招く。
仕入販売の判断は、自分に合ったやり方で
自身のコンディションによって、
仕入の基準が大きく変わるので気を付けよう。
詳しく解説していきます。

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【クレジットカードでの資金運用】は、現金(運用資金)に最初からある程度の余裕がある方はそこまで重要ではありません。
とはいえ、カードでの運用する際には、
基本中の基本になります。
覚えておきましょう。
資金に余裕の無い方は特に気を付けましょう

クレジットカードを利用する際は、
締め日・支払日がありますね。
これらは其々のカード発行会社によって日が
変わります。確認しておきましょう。
(例)カードA:締め日 月末/支払い日 翌27日

実際にせどりでカードを使用していると、
運用方法を間違えたらすぐに支払日を迎えます。

まだ商品が売れていないのに、
カードの請求日が先に来たら大変ですね。
そうならないよう、
締め日・支払日をしっかりと
確認し、運用していく必要があります。

やり方は、
クレジットカードの隙間期間を利用することです。
例を挙げます。

(例)カードA:締め日 月末/支払い日 翌27日
(例)カードB:締め日 15日/支払い日 翌10日

カードAの締め日は月末です。
1月15日に利用した場合、
1月31日に締め日となり翌月の27日に支払い日
日数にして、43日の期間が空きます。

この期間内に商品を売り切ればAmazonから入金
入り、カードの請求日に間に合いますね。

つまり、締め日直後に
カードA・カードBを利用する事で、
Aの場合で【55日】
Bの場合で【54日】の期間が空きます。
次の支払い日まで約二か月の期間が出来ますね。

逆に、締め日ぎりぎりで商品を仕入した場合、
次のカード請求日まで1か月ありません。

販売して売り切るまでの期間が短い。
もしその期間内に、
商品が売れない・入金が間に合わない場合は、

売れていない商品代金分が重荷となり、
『売上金以外のお金』から
支払わないといけなくなります。

既に売れた商品から粗利益が出ているはずなので、
それでカバーしている場合が多いです。
それにより粗利益が出ているのに、
手元のお金が少なかったりするんですね。

カードの請求日前に、
仕入れた商品が在庫として残っている場合は、
全て一時的な負担額として襲い掛かってきます
不良在庫です。

余裕を持ってせどりを行なうには、
締め日が過ぎた直後に行動、仕入商品を速やかに配送
カード請求日前に、そのカードで購入した商品は売り切る
この二つが最重要事項かなと思います。
資金に余裕がある方は別ですよ!
大口出品者は商品を購入しても、
Amazonに納品しないと販売が開始されません。
配送時間もありますので、速やかに行いましょう。

実際、活動している方は、
この隙間期間を既に知っている人が多いです。
知っていても利益に繋がっていない場合は、
もう一度確認しよう。

ある程度せどりに慣れてくると案外
疎かになる・雑に考えてしまう所です。
今一度、しっかりと意識をして
せどり生活を満喫しましょう。

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【仕入販売の判断基準】は、
活動している人の状況によって大きく異なります。
資金に対して、
どういう基準で仕入れ販売を行なっているか。

これは、
上で解説した資金運用に近い内容となりますが、
かなり単純な話。
『自分で決めた期間内に、仕入れた商品を売り切り、見極めるコト』
『資金力にあった仕入れ方を行ない、不良在庫を残さないコト』
見極めるコトとは、
その商品が期間内で売れるか正しくデータを分析。
資金力にあった仕入れ方には、
指標となるものが二つあります。
投資利益率(ROI)商品回転率です。

これらを見て、自分の中で
『これは買う。買わない。』を確立

投資利益率とは、
物を売った時に得られる利益のコト
商品回転率とは、
一年間で売れた商品の個数のコト

業者間では、
「粗利率が何%出ました」など言われていますが、
正確には粗利率ではなくROIです。
計算式はシンプル。
利益÷仕入額=(%)

商品Aが100円で利益が20円の場合は、
投資100円に対して利益20円
5分の1の利益、ROIは20%になります。
投資100円で利益100円なら100%

Amazonの場合、
モノレートを見て商品回転率を判断しますが、
3か月・6か月・1年間・全ての四種類から
それぞれの回転率を見ることができます。

ここで回転率の良し悪しを決め、購入を判断。
計算式もありますがココでは割愛。

つまり、今の自分にあった
投資利益率商品回転率で商売を行なう。
一般的にはROIが15%前後であれば、
仕入れるか否かの良いラインになります。

ここでの判断を誤ると、
不利益につながる場合がある
ということですね。

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【資金に余裕のある方】は、せどりでは有利。
すぐに商品が売れなくても構いません。
購入した物が倍以上の値段で売れるなら、
多少の期間が経ったとしても儲けものです。

仕入れを行なっても生活に何ら支障がない場合は
自分で売り切る期間を長く見越して、
仕入することが出来ます

価格が暴落しても待つことができ、
暴落していなくても提示額を上げて据え置ける。
戦略を広く持てる事は、強みになります。
ロングテール戦略を行なうと安定感も倍増。

以上の事から資金があれば、
これくらいを目安に購入出来ます。
投資利益率10%以上~暴落中の商品でも相場に戻るのを見越して仕入れできる
商品回転率:利益が良ければ低めのものから、高いものまで
販売の仕方:良い値で売れる期間まで据え置く、長いスパンで販売できる
高粗利だが回転率が低いため、
一・二か月先は売れるまで待たないといけない。
こういった商品は、
同業者の中でも余裕がないと避けられ気味。
買える事が多いです
資金力にモノを言わせ、
自分で決めた期間内に良い値で売り切りましょう。


【資金に余裕のない方】は、
戦略の幅はドっと狭くなってしまいます。
すぐに商品を売り切って資金を確保したい。

場合によっては、
カード請求日まで、
入金が入っていなければいけません。
購入できる商品・販売できる期間が
限定されてきます。
投資利益率:概ね15%~20%以上
商品回転率:並のものから高いものまで。低いものはなるべく避ける
販売の仕方:概ね一か月~45日以内に売り切る。良い値でなく最安値が推奨される。
長い期間で売れるモノは、
粗利が高くても買わない方が賢明。

仕入れを行なう商品も、
回転率が高いモノを選択する必要が出てきます。
ROIも15%~20%以上から
この%を切っている場合は、
後の税金や運用費により粗利が無くなりかねません

高回転の商品は業者間でも人気があるため、
利益はロングテール商品よりは見込めません。
また、業者間内で出品者が増加し、
価格暴落に繋がる恐れがありますね。

しかし、回転率の高い商品を複数点
仕入れていればマイナスになることは、
そこまで多くありませんし、
ちゃんと売れてくれる為、大変オススメです。

ここでのポイントは、
期間内に売り切る。という点です
カード請求日を過ぎてから商品が売れてしまうと、
粗利がいくら出ていようと
売れ残った商品分が資産となってしまい、
肌に感じる利益を実感できないです

気を付けましょう!

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【自分のコンディション】とは、
実際にせどりを行なっていると感じる
自分の精神面のことです。
案外これが人によって相当重要だったり。

その日の気分や状況によって、
仕入れる見方が変わってしまうことです。
例がないとわかりにくいですね。

(例)店舗せどりを行なっているAさんの遠征
(資金力:少なめ)

4/1 Aさんの遠征 現在夜の22時です。
一日中せどりしてますが、仕入商品が見つからず、今日の粗利は5,000円しかありません
(普段は一日平均3万だとします)
せめて半分の1万は粗利を伸ばしたい…。

そんな時、今日まわる最後の店舗で、
X商品が1個粗利500円で売っていました。
回転率は月に5個くらい
個数は50個あります。

4/1 別の世界線のAさんの遠征 現在夜の22時です。
一日中せどりしていますが、
朝行った一店舗目で粗利が爆発し、
5万の粗利が出ました。
今日の粗利は通算8万円。気分はホクホク。

そんな時、今日まわる最後の店舗で、
X商品が1個粗利500円で売っていました。
回転率は月に5個くらい
個数は50個あります。
このような場面は回っていると出てきます。

上Aさんは、
一日中回ったのにノルマに到達していない。
結構メンタルやられます…。
そこで最後のお店で沢山買える商品が見つかった。
爆買しちゃいたくなりますよね。

こういう場面で、
自分の身の丈に合わない仕入れを行ないがち

下Aさんは、
一店舗目で粗利ノルマを達成して、
更に一日を通して粗利を伸ばしました。
心に余裕が出来ますね。
最後の店舗でもまた買えるものが見つかった。
月5個くらい売れてるから、
五個、いや四個くらいでいいかな。と
適切な仕入れが行えます

こんな感じで、
自分のメンタルはかなり大切だったりします。
特に、地元でなく遠征している最中が多いですね。

地元に商品があれば、
徐々に買って様子を見るコトが出来ます。
しかし、遠征時は当然そうはいきません。

ココでしかこの商品を買う機会がなく、
次に来るのは数か月後。
というのが決まってる為、
適正値以上の個数を仕入れしやすいです。
失敗仕入れ!不良在庫!

これホント多くて私は苦戦しました。
かえって自分の首を絞めるんだよなぁ。
と思いつつも、買いたくなる衝動…。

ポイントとしては、
どんな環境下に置かれても
出来るだけ心に余裕を持っておくことです。

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【まとめ】

・クレジットカードの資金運用は、隙間期間を利用しよう
⇒カードの種類にもよりますが、使用してからの支払い期限を約二か月先にできます
・締め日直後にカードを利用、配送は速やかに行なう
⇒隙間期間を有効に使うために、大口出品者は速やかに配送を行ないAmazon倉庫へ
・正しくデータを見て、資金力にあった商品の仕入れ、適切な販売をしよう
⇒せどりは資金が重要、余裕のある人・ない人でそれぞれ運営方法が大きく変わります
・資金力があれば、様々な戦略が可能。回転率の影響を受けずに柔軟に運営できます
⇒良い値で売れるまで商品を据え置き、期間に余裕を持ってライバルを出し抜こう
・資金力が低ければ、リスク回避優先。良い値の据え置きはせず、期間内に販売必須
⇒並~高回転/ROIは15%~20%/概ね一か月~45日以内に売り切ってしまおう
・自分の環境や状況に惑わされない仕入れを行おう
⇒遠征時やその日の粗利額が少ない場合は、判断を見誤った仕入れをする傾向が強い

其の二では、
「一連の流れ」の中で、
自分でも苦戦した部分を紹介させて頂きました。
"せどり"は性質上、
商品一つ一つの流れを追うことが困難です。
実際に始めてみると、

粗利が出ないのはなんで? なぜ手元のお金が少ないの?

次から次へと疑問が浮かんできます。
人それぞれ色んなパターンがあるため、
必ずしもこれをすれば正解ですよ。
というのは無いでしょう。
その人にあった正解があります。

そんな中で、私自身がよく陥るんじゃないかな。
という部分を書かせて頂きました。

あくまで参考程度にみて頂けたら幸いです。
実際に苦戦している方も、
少しでも、改善の役に立てたら嬉しいです。
これからも色々なテーマで考察していきますので、

宜しくお願いします(*'ω'*)

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