
今回はせどりについて
もう少し深く掘り下げて解説します。
せどりでポイントとなるもの
![]() |
やっていることを正確に言うと、
商品を買って『売れる価格』で販売し、
利益を出すこと
利益を出すこと
私たちは、これに重きを置いています。
様々なせどりの手法がある中で、
せどりをしている者たちが
注目しているポイントは、
【利益を出す】という部分です。
安く商品を仕入れ、利益が出るのであれば、
状況によって、安くも高くも売ります。
つまり、ケースバイケースが主軸です。
ここでいう状況とは、ネット相場に則ります。
【利益を出す】ことに重点を置いているため、
商品価格がいくらであっても、
安定して販売⇒利益が出せるなら
仕入れ価格や販売価格をあまり気にしないで、
売買する人が多い傾向です。
つまり、出品者にとって通販の販売額は、
利益が出る金額であることが絶対条件であって、
元の定価がいくらに対して
通販の販売額がいくらなのか?
認識して活動している人は少ないです。
結果的に、
『実は定価より高い金額で売っていた』
ということも稀に生じるわけです。
そもそも定価とはなんだ?
![]() |
最近では、小売店が販売する額に対して
『メーカーが付けた商品価格』として使われます。
一般的には、『定価』=『メーカー小売価格』
として認知されています。
しかし、商品の購入者は本当の意味で
この定価を知らずに買う人がほとんど
この理由には、2つ考えられます。
定価の確認方法としては、メーカーのHPなどで
希望小売価格を確認する方法だったり、
店頭で確認ができる場合があります。
ですがほとんどの場合、店頭では
既に値引きされた金額で販売されているため、
買い物する側は、本当の定価がいくらか?
わからない場合が多いです。
これが一つ目
![]() |
次に考えられるのは、
流通上の性質によるものです。
簡単に説明すると、
メーカーからお店までの流通過程で、
それぞれの仕入れ価格が異なる。
つまり、店によって販売額に差が出るわけです。
なぜこんなことが起こるのか?
詳しくはこちらからどうぞ↓
【せどりの仕組みについて】
![]() |
左:東北ドンキホーテ 右:北陸ホームセンター |
任天堂・Appleのような人気企業は、
価格を下げなくても売れるため、
メーカーの希望小売価格どおり販売されます。
こういったの物は例外。
ほとんどの商品の場合、
さまざまな流通過程を通ることで、
仕入れ価格は店ごとでバラバラになります。
それにより、店頭価格も店の数だけ変化。
当然、定価ではありません。
これが二つ目です。
このように、世間的には例外を除くと、
定価が曖昧になっているのが現状です。
そういった背景をよく知らない方は、
パターンXのお客さんBのように、
自分が買っているお店が定価だと思い込みます。
結果、クレームに繋がる場合もあったり…。
出品者サイドも利益を追いかけて活動している為、
時折、おかしな金額で出ていたりもしますが…。
そもそも商品価格というのは、
購入者が決めている要素が大きいため、
トントンに落ち着きます。
せどりの絶対条件と市場の動きを知ろう
![]() |
せどりの絶対条件として、
あらゆる場所で利益が出る物を仕入れ、
通販で販売するのが基本です。
価格は購入者が決める。といっていいように
市場の価格は売れ行きと在庫状況で変わります。
需要と供給のバランスです。
当時、良い値で売れていたからと購入しても、
販売する頃には、価格が下がっている。
なんてことはザラ、逆のパターンもあります。
株のように『価格は常に変動しうるもの』
と捉えて良いでしょう。
とは言っても、スタートラインとなる
基本的なせどりの手法は、
処分品(余り物)の仕入れが中心のため、
定価を超えた販売はあまりありません。
ここで一例を出してみます。
パターンAのように、
市場の商品在庫や出品者が少なければ、
価格は出品者の希望価格になりやすいです。
パターンBのように、
売れ行きに対して在庫過多になると、
みなが誰よりも早く商品を売りたいため、
価格が落ちやすい。
また、Bの商人Aのケースでは、
安く仕入れたことにより、販売額を
低く出しても利益が取れるようになりました。
よって、売れ行きを向上させる為に、
価格を落とす戦略も使えます。
一方、商人Bの心境としては、
当時の売行と相場から商品を仕入れたため、
価格を落とされては赤字。
たまったものじゃないですね。
![]() |
この商人A・Bのように、
通販業界では、それぞれ仕入れる環境が違うため、
出品したい希望価格や赤字ラインは異なります。
実店舗で活動する各販売店では、
同じように仕入れる環境は異なりますが、
流通を介して商品取引が行われるほかに、
自分たちのお店で商品を捌くため、
競争率は少なく、価格の増減はゆるやか。
一方、アマゾン等の通販市場では、
一つの商品ページに全国の出品者が出店するため、
価格の増減が激しい。
需要と供給のバランスによる商品価値が、
ダイレクトに反映される領域と言っていいでしょう。
せどりをはじめて浅い方は、まず最初に
これを絶対覚えておきましょう。
・需要>供給 ……… 価格は上がりやすい
・需要<供給 ……… 価格は下がりやすい
・需要<供給 ……… 価格は下がりやすい
通販での供給は、単純に出品者の数と個数
需要はお客さんで、売れ行きのコトです。
念頭に入れておきましょう。
おわりに
![]() |
どういう目線でせどりしているか?
また価格の変動について解説させて頂きました。
実際のせどりの流れでは、
商品を探し、仕入れ販売を行ないます。
その際、使用されるモノレート分析を
しっかりと行なうことで、安定した売行の
商品を探すことも可能です。
また、仕入れ方が間違っていなければ、
価格下落で赤字になることも少ないはず。
大切なのは、全体を見る上での基礎知識として
今回のことを覚えておくこと。
次に、適切なモノレート分析をすることです。
間違った仕入れ方を定着させずに、
素敵なせどりライフを満喫しましょう。
0 件のコメント :
コメントを投稿