せどりで必要なものは?


古川です。
今回はアマゾンせどりで活動する時、
必要になるアイテムを紹介していきます。

代表的なものを取り上げるので、
自分の資金に合わせて揃えてみましょう。






アマゾンせどりの必需品


まず活動するのにコレだけは欲しい。
そんなアイテムを紹介します。

新品・中古どちらをメインにするか?
どういったジャンルを取り扱うかで
他に必需品が出てくるかもしれません。

アマゾンせどりで活動する際の、
基本として押さえておきましょう。


 ネット環境   
 軍資金     




パソコン関連

通販をやるならまずパソコンの選択から。
自分の環境に合ったものを選びましょう。
性能はネットサーフィンが快適ならOK

パソコンの型の選ぶときは、
自分が今後どう活動したいかで変わります。

店舗せどりがメインの方は、
将来的に持ち運べることを見据えた、
【ノートパソコン】が推奨。

遠征に行くと車内は荷物でカオス化します。
そのため、壊れないよう対策もしましょう。
また、LANカード内蔵型のモデルがおすすめ。
USBのスロットはあまり埋めない方がいい。

自宅用・電脳せどりの方は、
据え置き型の【デスクトップパソコン】で、
仕入れや管理の利便性から
デュアルモニターの検討もしたいですね。

どちらの型もOSは問いませんが、
Windowsの場合は最終版のWin10を使いましょう。

また、不正アクセスに備えた
セキュリティソフトは入れておくのを推奨します。


ネット環境

パソコンとセットで【ネット環境】も必須です。
速度やプロバイダーの注意は特にありません。

しかし、これだけは覚えておいて下さい。
販売アカウントは、原則一人につき一つ

アマゾンでは、使用している端末や回線と
アクセスしたアカウントを紐付けする
システムを採用しています。

もし同一期間に、一つの端末や回線で
複数アカウントの行き来があった場合、
BANされる可能性があります。

もし、サブアカウントを検討する方は、
必ず別の環境からアクセスしましょう。
ポケットWi-Fiなどがいいかもしれません。

また、個人と法人でそれぞれ持つことが可能。
しかしこちらも別の環境が必要です。
テクニカルサポートに相談するといいでしょう。


スマートフォン

ネット接続のあるスマホ or タブレットが必須。
私のオススメはiPhoneです。

せどりをする時は、無料有料問わず
ツールアプリを使用して活動します。
その環境が整っていないと、効率が悪く
初心者の場合は不可欠な存在です。

せどりでは各現場でツール検索をして
美味しい商品を探していくため、
本体の性能や回線も良いものが推奨です。
低価格携帯では厳しいかもしれません。


銀行口座・クレジットカード

アマゾンの販売アカウント作成には、
銀行口座が必要です。

入金が定期的に見込まれる方は、
取引履歴が膨大になるため、
全く使用していない通帳付き口座がおすすめ。

また、大口出品は有料のため、
決済用のクレカ登録が必要です。

アマゾンのシステム上、口座・クレカの番号は、
それぞれ同じ一名義として識別されるため、
一つのアカウントに対して一つずつ、
販売専用として用意しておきましょう。


軍資金

せどりは性質上、
クレジットカードで仕入れが推奨されます。

よって、資金自体は0でも問題ありませんが、
準備・活動資金は必要になってくるため、
多少の現金は用意しておきましょう。

商品の発送は宅配業者に依頼しますが、
アマゾンパートナーキャリアを除き、
現金決済が主流になっています。

せどりすればするほど、
送料の負担も大きいので注意が必要です。

また、資金ゼロからスタートの方は、
仕入れの基準を確立しておきましょう。
仕入れの基準を確立しよう


プリンター類

納品書やFBAラベルなど
物販活動ではプリンターは必須です。

基本的に使用する色は黒ばかりなので、
性能よりもコスパ優先で選びましょう。

プリンター選択時の注意点は、
たくさん色のあるプリンターを選ばないこと。
インクは黒を使っていても、カラーを消費します。

よって、5色・6色とインクタンクが多いものは、
印刷量ごとにインクコストも非常に高いです。

インクが安いものからプリンターを選ぶ。
互換性のインクを中心で使うなど。
コストを考えて購入を決めましょう。

なお、互換性インクを使用の場合は、
途中で違う型のインクは使用しないで下さい。
純正であっても同じです。

インクで使用される液体は、
製品ごとに粒子の大きさが微妙に違います。
これにより、複数のメーカーインクを使用すると
故障や目詰まりの原因になるんですね。

元家電担当者としては、
これは絶対に守ってほしい事項です。


せどりの必要アイテム


次に必須とまではいかないが、
揃えておいた方が活動しやくなる
アイテム群を紹介していきます。

今後、大きく動きたいなら
避けては通れない道かもしれません。


           
 表計算ソフト     
 仕入れツール     
 価格改定ツール    
 梱包資材       
 緩衝材        
 クリーニング剤    
 その他        




遠征組や店舗せどらーは必須。
積載量が多ければ多いほど、せどりは有利です。

買える物が沢山あるのに荷物でいっぱい。
これが割と多かったりするんですよね。
地元以外で活動を視野に入れてるなら、
積載量はより意識しましょう。

私はハイエース VS ライトエースで悩み、
コスト優先でライトエースを使用しています。

積載量は抜群に良いですが、
馬力や燃費はイマイチ…。
あまり量ばかり求めても失敗という。

【積載量・燃費・馬力】が程よくある
車の選択をオススメしておきます。
ハイブリット最高!


表計算ソフト

仕入れ、販売、その他の管理に表計算ソフト。
私個人としては必須です。

使用するソフトはExcelが理想ですが、
無料のLibreOffice、ApacheOpenOfficeなど
比較的使いやすいものもあります。

のらりくらりではなく、
しっかりと活動していくつもりなら
必ず表計算ソフトは何かしら導入しましょう。


仕入れツール

膨大な仕入れツールがありますが、
ここでは店舗せどりの代表2つだけ。
せどりすととAmacodeです。

それぞれの軽い紹介はこちらから。
利益が出る商品を探す

どちらを使用しても問題はないですが、
効率面や利便性を考慮すると、有料版の
せどりすとプレミアムは入れておきたいところ。


価格改定ツール

代表的なツールは、
プライスター・マカドの二種類があります。
料金はどちらも月額4,800円。
初月30日間は無料で利用できます。

機能性の違いは仕様が変わってなければ、
プライスターは、最安値の追従。
マカドは、最安値より±~円追従。
互いに自動改定の限界値設定が可能。

プライスターに関しては、一年以上の利用で
1,000円引きという特典も有ったりします。

どちらも試してみましたが、
わたし個人の意見ではマカド一択です。
理由は、追従設定が多彩で戦略がひろがります。

いつごろツールを導入したらいい?
このような質問をよくされますが、
出品数に合わせて決めたらいいと思います。

序盤は手動で価格改定を行ない、
どういう感じでコトが進むのか?
見てからでも遅くないです。

私の場合だと、出品数が徐々に増えていき、
手に負えなくなってから利用しました。


シールはがしスプレー

セール品を購入していると、
値札のついた商品をよく仕入れます。

使用される値札シールも店舗によって、
はがしやすさが全然違います。

すると、上手にはがれなかったり、
下地に粘性が残ってしまうなど手間がかかります。

そんな時はシール剥がしを検討しましょう。
やり方は吹きかけて放置、ヘラではがすだけです。

私はこのタイプのシールはがしを使用してます。
Loctite シールはがしPREMIUM 220ml

1個800円前後で日用品店に置いてます。
色んな種類を使用しましたが、
一番これが効果的で下地にも優しいイメージです。
比較的どんな商品にも使える万能タイプ。

使用時のポイント
スプレーを吹きかけ、すぐ剥がさないこと。
10分以上置くことで液が底まで浸透し、
粘着部分から綺麗にはがれてくれます。

私が使用する時は、
ある程度、商品をためてからまとめて噴射
待つ間に別の作業をして、
時間が経ったらまとめてはがしています。


梱包資材

【段ボール・封筒】など商品を発送する時に
必要な資材を入手しておきましょう。
【OPP・マスシングテープ】などを使い、
梱包をしていきます。

封筒は安いものの段ボールは購入すると
150~300円/1枚と比較的高いです。

最初のうちは、スーパーや薬局などで
オムツやお菓子用の段ボールをもらい、
発送用に充てるのが吉。

飲料や青果、その他消耗品用の段ボールは、
穴が開いていたら脆かったりと非推奨。
最終的には市販の段ボールを目指しましょう。

重量の重いものを梱包する際には、
底面の中心部に、OPPテープを
縦に一線入れて補強するといいですよ。

新品でセットで販売するものや
本体がむき出しになっているモノを販売する場合、
FBA利用時には袋詰めが必要です。

中古を利用する場合も多用するのは必至。
色んな大きさの無地袋やエアキャップ袋は、
余裕ができたら増やしていきましょう。


緩衝材

主に使用する緩衝材は、
【ボーカスペーパー・エアキャップ】など

商品を包むときや段ボールの隙間を埋める用に
必要になっていきます。

中古をやる場合は基本的に必須です。
新中問わず、安定した配送を求めるなら欲しい。
緩衝材を使わず商品を詰めれれば良いですが、
そうもいかないことも多々あります…。

ボーカスペーパーは新聞紙で代用可能。
通称プチプチのエアキャップ、これ割と高いです。

大きさによりピンキリですが、
家電用の大きいプチプチロールの場合は、
三千円近くはみた方がいいでしょう。


クリーニング剤

主に中古を取り扱う場合は、
クリーニング剤・研磨剤などが必要です。

市販に置いているお掃除スプレーでも
代用は可能です。家電量販店で
使われてるのも市販のものだったり…。

推奨する道具は下地により変わりますが、
【Zippoオイル】がよく使われます。
重曹を検討するのもいいですね。

無水エタノールに生理食塩水を混ぜると、
お手製のお掃除アイテムを作ることも可能で、
非常に万能なのでオススメします。
比率は【3:1】【4:1】くらいが推奨。


その他

商品をクリーニングする時に、
磨いたり拭いたりと作業をします。

その時、拭く素材がティッシュでは微妙です。
繊維が荒く、物によっては傷つく可能性があり、
ホコリも付きやすい

そこで使用を勧めたいものは、
【ウェス・キムワイプ】の二つ。
セットで綿手袋があればなお良し。

展示品や中古を取り扱う場合は、
これに加えてエアダスターが欲しいです。

汚れや色褪せ・ホコリなどは品質的に
それぞれ一ランク下がる要因になります。
しっかり丁寧な掃除を心掛けましょう。


活動アイテムは経費になる


今回挙げたものも含めて、
せどりという一つのビジネスに対して
何らかの金銭消費があった場合は、
全て経費に割り当てられます。

個人・法人と事業区分によって
割り当てされる金額は変わりますが、
一商品で十万円以上の消費を除き、
経費として申告することが可能です。

仕事用の車やパソコンなど高額商品は
満額ではなく、特殊な計算式に基づき
経費を算出するため、少し面倒です。
その境界線は10万円と覚えておきましょう。

経費に該当する例としては、
事業所の家賃・携帯電話・車・ガソリン代・
販売済の仕入れ代金・販売手数料・宿泊費…。

原則、原本管理が必要になりますので、
全てのレシート明細は保管しておきましょう。

規模が大きくなればなるほど、
税金関連の知識はとても大切です。
単純に売上高を稼いでも、ジリ貧では意味なし。

多く税金を支払っても恩恵はないですから、
しっかりと節税対策を行うせどりが理想です。

どういったものが経費に該当するのか?
心配なら相談にも乗りますよ٩('ω')و
正しく王道にビジネスを行いましょう。


おわりに


せどりを一つのビジネスとして考えたら、
普通の仕事と比べて必要なものが多いですね。

最初は色んな物を揃えるのが大変ですが、
それ以上に恩恵を受けれる魅力もあります。

道具は活動して余裕が増すごとに、
徐々に揃えていくような感じがいいでしょう。


ここで、現実的な話をします。
実際にせどりを始めてみると、
自分にとって新しいことのオンパレード、
沢山の情報量が襲い掛かってきます。

せどりで必要な物は、
上記で挙げたアイテムを揃えることで、
ある程度は解決することができますが、
何より大切なのは、物よりも考え方です


一つのビジネスを確立していくには、
まず自分がしっかりしていなければいけません。
事業主としての自覚を持ちましょう。

もし稼げなかったら、失敗したら。
リスクを少しでも軽減して活動したいなら、
まずは自分の認識を改めること。

せどりは個人戦、失敗すれば自己責任。
守ってくれる人はいません

それを念頭に置くと、
仕入れ→販売→管理→申告の4つの流れを
どれか一つでも無下にすることはできません。

例えば、利益の出る商品ばかりを聞く。探す。
初期の段階で税理士に業務を丸投げする。
モノレートの分析を雑に行うなど。

目先の欲に目がくらんではいけません。
基礎部分をないがしろにしてしまうと、
将来大きく活動する時に必ずショートします。

まずは、自分で一連の業務を土台から
しっかり積み重ねていくこと。

コンサルでは、利益商品を教わるのではなく、
見つけるための考え方や行動を重点に置き、
販売・管理もしっかり学べるところにする。

今からできることは、何かしらの
問題は自分が要因であることを意識して、
可能な限り、自己解決を図る。
また、常に情報を収集する癖をつけること。

自分に希望や悩みがあれば、
まずどうしたらいいか考えてみましょう。
考え方からの行動でせどりは変わります。

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