仕入れの基準を確立しよう


今回は仕入れするときに気を付けたい
仕入れの基準について解説します。





はじめに


せどりを始めるとき、
誰しもが真っ先に意識を向けるのは
金銭面の心配ではないでしょうか?

私自身スタートは資金・経験ゼロから
はじめたので、すごく苦労したのを覚えています。

なにを目安に仕入れたら良いの?!
これは…買っていいのかな…?

仕入れにいく度に、
店内で悩み、無駄に時間を浪費したもの(笑)
一商品を買うまでも長かった。

今回の内容は、
私の経験もふまえた上で、より合理的な
仕入れに関して解説してみようと思います。

仕入れの基準で得られるもの

皆さんはせどりをするとき、
利益を出すために必ず商品を買いますよね。

また、その後に一連の作業をこなすことで、
せどりとして収益を出します
その工程を分類してみましょう。

 仕入 → 配送 → 販売 → 入金 

簡単にすると、こんな感じ。
全ては"商品を買うこと(仕入)"から始まります。
しかし、入金されるまで時間がかかる...。
人により、これが大きな課題になります。

>>せどりで稼がないと生活が…。
>>貯金からせどりするため生活に影響なし。


人の数だけ生活があり、環境は十人十色。
環境が違えば、仕入れの仕方も変わる。
当然のことかもしれませんね。

そういった環境に対して、
自分の中で、一つの指針を決めて活動していく。
これをすることで、極力、失敗を避けるだけでなく、
自分の状況に合わせ、活動幅を調整できます。


基準を確立する前に



仕入れの基準を解説するにあたって、
アマゾンの入金サイクルやモノレートなど
せどり全般の基礎知識が必要になります。


せどりとは、
価格差のある商品を仕入れ・販売する
ことで利益を出すビジネスです。

しかし、仕入れた商品は売り終えるまで、
売上が上がりません、当然、入金も入らず。
売れるまでは自分の負担としてのしかかります。

その負担を先延ばしにしてしまおう。
また、せどりとの相性も非常に良いことから
クレカを使って仕入れするのが、
せどり界の常識です。今の主流でもあります。
※購入金額に対して1%前後のポイントが付くため

クレカの締め日と支払日を逆算することで、
カード利用から最長で約2か月の間、
支払いを引き延ばすことができます。
これを利用して、せどりをするんですね。



ここでアマゾンの入金システムを確認します。

アマゾンでは、二週間ごとに入金が行われますが、
システムの都合上、売り上げた商品代金が
すぐに入金されるわけではありません。

保証の観点から、"一時保留金"として
引き当て金に割り当てられる時期があります。

通常の入金処理では、
商品を売り上げた日から約1~3週間後に、
入金の締め日を迎えます。
そこから、実際の入金までは約3、4日ほど

では、クレカをうまく利用した際、
カード請求日までに入金を間に合わせるには、
いつ頃までに商品を売れるのが理想か?

最長60日後に請求 ➡ 入金を逆算すると約35日

せどり活動をカードだけで完結する場合
カードを利用してから
1カ月以内に仕入れた商品を売り切ること
これが理想になります。

資金ゼロからスタートする方は、
特に注意したい部分ですね。

まだ自信が持てない方などは
こちらを参考に進みましょう。



仕入れの基準を作る理由

Q.仕入れの基準を作るのはなぜ?           
A.自分の環境によって、うまい商品は変化していくから。

アマゾンせどりをするときは、
モノレートを使ってグラフを分析しながら、
仕入れするか否かを決めます。

しかし、現時点で自分がどのように活動すべきか?
したいかによって、仕入れる商品は変わります。
また、将来的に変化していくでしょう。


例えば、Aさんは資金ゼロの状態で、
Bさんは資金豊富でせどりすると仮定します。

10万円の商品があり、売れば20万の利益
売れ行きは二、三カ月に一つ売れているとします。

Aさんは資金ゼロのクレカ仕入れのため、
二、三カ月に一つの売れ行きでは、
カードの請求日に間に合いません。

一方、Bさんは資金に余裕があるため、
10万という高額商品でも対利益も高いので、
仕入れるかもしれません。


そうなると、その商品を見たときに、
Aさんは、見込利益0円で美味しくない。
Bさんは、見込利益20万で非常にうまい。


つまり、自分が仕入れる商品が相手にとっても
美味しいかはわからない。

自分の美味しい商品≠相手の美味しい商品

もちろん、モノレートの波形上、
万人共通でだれしもが買うような物もあります。

しかし、根底に置いておきたいものは、
『自分にとって利益が出る商品であること』
これを忘れてはいけません。

自分の資金次第で、
その仕入れは、足枷になるかもしれません


仕入れの基準を作ってみよう


では、仕入れの目安になる
自分の基準を作っていきましょう。

・販売期間
・仕入れの最低利益率
・回転率で仕入れの幅を調整
・自店在庫があるときの調整
・損切りのタイミング


環境に合わせ、これら項目を意識して、
仕入れを行なっています。


今回ご紹介している内容は、あくまで私が、
仕入れ時に基準にしている一つとして紹介しています。

ここから自分にとって必要なもの、
大切にしたいものを追加していくことで、
より精度を上げた仕入れができるでしょう。


おわりに


失敗をしないで稼ぎたい。誰しもが思うこと。

長く稼ぎつづけていくには、基本となる
土台がしっかりと自分に身に付いていること。
これが絶対条件です。

更なる成果を出していくためには、
現状を知って、今後どうするか?
そうやって活動する必要があります。

いつどこで何をしたか分からないでは、
問題が起こったとき、修正しようがありません。


仕入れの基準値を決める。
売上を出す。軌道修正していく。

正しいやり方さえ守ってやれば、
せどりは失敗しにくいビジネスです。

慣れると雑になりがちですが、あくまで基本を忠実に
安定維持をしつつ、さらに応用していきましょう。

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